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脂肪吸引で失敗しないために、医師選びが一番大切な理由

「脂肪吸引で失敗しないために一番重要なのは、医師選びです。」
今回インタビューにご協力いただいた THE CLINIC(ザ・クリニック)の統括指導医、大橋昌敬先生はそう語ります。具体的に、ドクター選びに失敗するとどんなことが起こるのか?失敗しないためにはドクターのどんなところに注目すればいいのか? メイリー編集部が詳しく伺いました。

THE CLINIC 大橋昌敬先生 プロフィール
美容外科医歴20年。統括指導医という立場ながらも、気さくで物腰が柔らかく、親しみやすい印象を持つドクター。10,000例という圧倒的な症例経験と、他院向け技術セミナーの開催をライフワークとしていることから、国内随一の技術と情熱の持ち主とも言われる。究極のボディデザインと呼ばれる脂肪吸引施術も得意としており、業界内でも希少な存在。

脂肪吸引を受ける人が増えた背景

編集部

脂肪吸引を受ける方はどれくらいいるのでしょうか?

大橋先生

当院のドクター1人あたりが行う脂肪吸引は、だいたい週に7~10件程度、年間だと300~500件に達します。意外に多いと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これまで脂肪吸引は「怖い、危ない」または「太っている人が受けるもの」というイメージを持たれがちでしたが、美容医療に対する理解が深まってきた昨今、そのイメージも大分払拭されてきたと感じます。それが実際の数字(診療数)に現れています。
いつかの記事で見た「整形するなら何の施術?」というアンケートでは、二重施術や隆鼻術ではなく、脂肪吸引が1位だったのを覚えています。

編集部

イメージが良くなってきたことは、先生方にとって嬉しいことですね。

大橋先生

そうですね。特に当院は脂肪の施術を専門的に行っていますので、たくさんのゲスト様にご来院いただいています。診療のかたわら論文の執筆や学会発表なども行っているので、本当に忙しい日々ですが、私としては嬉しい悲鳴ですね。
ただ業界全体として、脂肪吸引の施術件数が増えてきた反面、失敗も増えてきていて、修正治療を目的に、当院にお越しになる方が後を絶たないという現状もあります。


大橋先生の学会での講演風景

脂肪吸引の需要が増えて失敗も増加している

編集部

脂肪吸引の失敗とは、実際どのようなものなのでしょうか?

大橋先生

皮膚がデコボコになる引きつった状態になるお尻が垂れるバランスが不自然になるたるむなどの失敗が多いです。過去に脂肪吸引で失敗されて、当院へ相談にいらした方の写真がこちらです。まず、これがデコボコになってしまった失敗事例です。

デコボコになってしまった失敗事例

編集部

脂肪吸引の後は、一般的にこのようにデコボコしたりするものなんですか?

大橋先生

いいえ、どの失敗も正しい方法で行えばこうした事態は起こりません。デコボコになってしまうのは、取ってはいけない脂肪が取られていたり、取るべき脂肪が取られていなかったりするためです。つまり、脂肪の取り過ぎと取り残しが混在しているということです。

編集部

皮膚が引きつってしまうという失敗とはどういうものでしょうか?

大橋先生

脂肪の取り過ぎで皮膚が癒着するため、突っ張った状態になってしまいます。特に関節が近い部位(太ももや二の腕)でこれが起こると、曲げ伸ばしがしづらくなり、日常生活にも支障をきたします

脂肪を取りすぎて皮膚が突っ張ってしまう失敗事例

編集部

お尻が垂れるというのは?

大橋先生

お尻と太ももの境目にある脂肪を取り過ぎてしまったためです。本来ここはお尻を支える脂肪なので、取ってはいけません。隣接部位とのバランスや影響なども考えないと、こうした失敗が起こります

お尻が垂れてしまう失敗事例

編集部

バランスが不自然になってしまう原因はなんでしょうか?

大橋先生

お尻が垂れるという失敗同様、隣接部位とのバランスを考えて脂肪吸引しなかった場合に起こります。脂肪には吸引しやすい場所とそうではない場所があるのですが、吸引しやすい部位だけに重点を置くとこうした結果になりがちです。
また、担当医が「この辺を細くすればいいだろう」という感覚的な考えでマーキングや施術を行ってしまうことも原因です。

バランスが不自然になってしまった失敗事例

編集部

皮膚がたるんでしまう失敗はどのように起こりますか?

大橋先生

表面近くの皮膚に近い層の脂肪を吸引し過ぎた場合や、脂肪の付き方を考慮せず雑に吸引してしまった場合、脂肪吸引機器が古い場合に起こります。

皮膚がたるんでしまった失敗事例

編集部

そもそも、こうした失敗が起こる根本的な原因・背景はなんでしょうか?

大橋先生

あまり言いたくはありませんが、医師の技術力が低いためです。脂肪の取り過ぎ(吸引スキル不足)だけでなく、デザイン不足も考えられます。

編集部

脂肪吸引における“デザイン”とはどういう意味でしょう?

大橋先生

まず、脂肪吸引におけるデザインとは術前に行うマーキングを意味します。「ここを取って、ここを残す」といったデザインを実際の体に描いていきます。これは単なる予測や経験からくるものではなく、解剖学に基づいて行います骨格や筋肉の付き方、さらにこれらが実際に動いたときに予測される位置関係を考慮して脂肪吸引をしないと、様々な失敗が起こりますからね


脂肪吸引のデザイン風景

編集部

脂肪を残すべき箇所もあるのですね。やはり、脂肪の取り過ぎは良くないのですね。

大橋先生

脂肪を取りすぎると、体のバランスがおかしくなったり、皮膚がデコボコしたりします。脂肪吸引において、仕上がりの良さと吸引量の多さは直結しません。単に「たくさん脂肪が取れれば成功」というわけではなく、脂肪の吸引量ばかりにこだわることで、むしろ失敗を引き起こす可能性もあるということです。

失敗を予防するためにできること

編集部

失敗しないためにはどうすべきですか?

大橋先生

まずは信頼できる医師に出会うことです。これに尽きます。脂肪吸引はれっきとした手術であって、大切な身体をドクターに預けなければなりません。技術はもちろんのこと、症例数や実際の症例写真、カウンセリングの雰囲気なども見て、「この人にお願いしたい」と思える医師を見つけてください。
これに加えて、クリニックの設備環境や雰囲気スタッフの対応なども重視すべきポイントです。特にスタッフにそのクリニックの脂肪吸引の経験者がいれば尚良しですね。それだけ医師を信頼しているということですし、何よりダウンタイム経験者なので、術後の不安な時も親身になってくれると思います。
また、ドクターが「ベイザーリポ」を扱えるかどうかも肝になってきます。

編集部

ベイザーリポとは何ですか?

大橋先生

高性能の脂肪吸引機器です。身体の負担を最小限に抑えながらも、最大90%の皮下脂肪が除去できます。当院ではこの機器を使った脂肪吸引を行っています。

編集部

機器の違いで、どういう部分が変わってくるのでしょうか?

大橋先生

ベイザー以前の脂肪吸引は、脂肪とその周辺の線維組織を、先が尖ったカニューレでガリガリと削り取る方法が主流でした。ただ、この方法だと線維組織が断裂するので、術中の出血が多くなることはもちろん、ダウンタイムが長引くことも懸念されていました。加えて、術後の皮膚がたるんでしまうというリスクもありました。せっかく脂肪吸引して細くなっても、見た目がきれいでなければ意味がありませんよね。
こうしたデメリットを解決できるのが、高性能の脂肪吸引機器「ベイザーリポ」です。
編集部メモ
ベイザー脂肪吸引のメカニズム
①特殊な超音波「ベイザー波」を当てて、脂肪だけをやわらかくする。
②刃がなく、全周に穴がついているカニューレ(吸引管)でやさしく脂肪を除去する。
③温存された線維組織は術後、きれいに収縮する。
ベイザー脂肪吸引は、周辺の線維組織を断裂させることなく脂肪を除去することができるという。出血が少なくなるので、身体への負担・ダウンタイムも最小限に抑えられるとのこと。さらには、従来の脂肪吸引のやり方と異なり、線維組織が繋がったまま術後そのまま収縮するため、皮膚がキレイに引き締まる。

ベイザー脂肪吸引のメカニズム

編集部

とは言っても、ベイザー脂肪吸引だとしても失敗する可能性はあるわけですよね?

大橋先生

はい、あります。どんなに性能の良いベイザーリポでも、医師が上手く扱えないと、先ほどご説明したような失敗を起こしてしまいます。当たり前のことではありますが、難しいものを扱うにはそれなりの技術が必要ということです。

編集部

結局、脂肪吸引をする上で、どう医師を見極めれば良いんでしょうか?

大橋先生

ベイザー脂肪吸引の症例数が多く、かつ、認定医を選ぶことです。近年、未認定で施術を行う医師が存在しているようですので、担当医には必ず認定証の提示を求めてくださいね。認定医が明記されたサイトもありますので、そちらを参考にしても良いと思います。

編集部

認定医とはどのようなものなのでしょうか?

大橋先生

当院でベイザー脂肪吸引の技術セミナーを受け、認められた医師だけに与えられる資格です。座学、実習も含めて本格的なセミナーが行われます。指導ドクターは、私を含む当院のドクター陣です。

編集部

THE CLINICがセミナーを主催しているのですか?

大橋先生

はい。ボディデザインに特化する当院の脂肪吸引に関する実績が評価され、ベイザーを開発したアメリカの機材メーカーから任命されたという経緯があります。これまでに、250人以上のドクターを対象に指導を行ってきました。
ちなみに、日本でこのセミナーを受けられるのは当院のみです。


THE CLINICでのセミナー風景

編集部

競合となる他クリニックのドクターに技術を伝えるというのは、なかなかない視点だと思います。どのような考えでやられているんでしょうか?

大橋先生

それはよく言われます。「どうしてライバルに指導をするんですか?」と。私としては業界全体の底上げになればと思っていますので、ライバルだから教えたくないという気持ちは全くありません。むしろ、セミナーを通じて各クリニックのドクターがお互いを高め合えれば、最終的に施術の質も高まると考えています。そうなればベイザー脂肪吸引を受けた方の満足度も上がりますし、良い事尽くしなんです。

万が一、失敗した場合の修正方法について

編集部

失敗しないのが一番ですが、もし失敗したらどうすればいいんでしょう?

大橋先生

まずは担当医に相談してみることをおすすめします。もし術後6ヵ月以内であればダウンタイム中なので、「経過を見ましょう」となることもあるでしょうし、それ以降の症状で失敗と判断されれば、修正施術を行ってくれることもあるでしょう。
ただ、当時の担当医に不信感があるようでしたら、修正施術の経験が豊富なクリニックに相談してください。いわゆる「セカンドオピニオン」ですね。修正施術は普通の脂肪吸引よりも格段に難しいので、慎重に選ばないと失敗を繰り返す可能性があります。

編集部

ちなみに、どのように失敗した箇所を修正するんでしょうか?

大橋先生

状態によって異なります。ベイザー脂肪吸引脂肪注入サーミタイトという引き締め施術を行ったり、これらの施術を組み合わせたりして修正します。修正施術の実際の例をご覧いただきながら解説しますね。

デコボコの場合の修正

大橋先生

取り過ぎた凹み部分には脂肪を注入し取り残しがある部分はベイザーリポで脂肪を除去します。写真の方は、あまりにも取られ過ぎてデコボコしてしまい、皮膚は癒着した状態でしたが、脂肪吸引と脂肪注入でここまで改善できました。


デコボコを脂肪吸引と脂肪注入で修正治療した事例

お尻が垂れた場合の修正

大橋先生

お尻と太ももの付け根をサーミタイトで引き締め取られ過ぎた支えの部分に脂肪を注入しました。「垂れているのに何で脂肪注入?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、お尻の下部から適度にボリュームアップさせると、お尻上部が持ち上がるようにヒップアップするため、女性らしい丸みを取り戻すことができるのです。


サーミタイトと脂肪注入でお尻の垂れを修正治療した事例

編集部メモ
サーミタイトとは
高周波の熱で、たるんだ皮膚を収縮する施術。極細のカニューレを皮下に挿入し、たるみに高周波の熱を加えることで、熱の作用により皮膚と皮膚下の線維組織が収縮し、高いタイトニング効果が得られるという。

編集部

やはり、修正施術って難しいのでしょうか?

大橋先生

一度脂肪吸引をすると脂肪組織が硬くなってしまうため、二度目の脂肪吸引は格段に難易度がアップします。ですから、修正施術が得意なクリニックは、脂肪吸引が上手いと考えて良いと思います。
また、修正するには吸引なのか・注入なのかなど、適切な方法を選択しないと状態は改善されませんから、そういった点での判断能力や技術にも長けている必要があります。

編集部

修正が難しくて断ることはありますか?

大橋先生

余程のことがない限り、お断りはしません。当院は、他院で修正が難しいと判断された方の修正施術も積極的に受け入れています。もしお困りでしたら、いつでもご相談ください。

脂肪吸引を検討している読者にメッセージ

編集部

大橋先生、今回もとても詳しいお話いただきありがとうございます。最後に、これから脂肪吸引を考えている方々へのメッセージをお願いします。

大橋先生

実は、私も脂肪吸引を経験しました。ネットには「危険」や「効果がない」との声もあるようですが、正しい方法で行えば、安全で満足のいく結果が得られます。しかし、仮に失敗すれば、今後の人生に関わる出来事となるでしょう。そうならないためにも「医師選び」が重要なポイントであることをお伝えしたく、今回インタビューをお受けました。
きっと、この記事を読んでくださっている方々は、二重あごや二の腕・お腹・太ももの脂肪など、様々な体のお悩みをお持ちかと思います。そんな悩みを解決してくれるのが、脂肪吸引です。どうか素敵な医師の元で脂肪吸引を受けて、素敵な人生をお送りください。もちろん、私でもよろしければ、そのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

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