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豊胸手術の前に知っておくべきこと~失敗治療のエキスパートDrを直撃!~

豊胸手術を受けようか悩まれている方必見!
美容外科歴20年のベテランドクターに聞く、豊胸手術のメリット/デメリットとは? リスクや失敗が少ない方法とは?
脂肪吸引や脂肪注入など、脂肪に特化した美容外科 THE CLINIC(ザ・クリニック)の統括指導医である、大橋昌敬先生にお話しを伺いました。

THE CLINIC 大橋昌敬先生 プロフィール
美容外科医歴20年。統括指導医という立場ながらも、気さくで物腰が柔らかく、親しみやすい印象を持つドクター。圧倒的な症例経験と、他院向け技術セミナーの開催をライフワークとしていることから、国内随一の技術と情熱の持ち主とも言われる。豊胸手術では特に脂肪注入豊胸に定評があり、他院の修正施術なども数多く手がける。
20年間貫き続けるモットーは、諦めないこと(他院で断られた方の施術が非常に多いそう)。

豊胸手術を選ぶ際のポイント

編集部

豊胸手術は様々な種類があってどれを選べばいいのか分からないという方も多いと思います。どういう方法で選べば失敗しないんでしょうか?

大橋先生

決して怖がらせるつもりはありませんが、どんな豊胸手術にもリスクは付き物です。それを踏まえた上で、
①どの方法が一番リスクが少ないのか?
②ご自身の仕上がりイメージに近い方法はどれか?
という点をお考えいただければと思います。
例えばとにかく大きくしたい、自然さにこだわりたい、左右差を整えたいなど、豊胸手術に求めていることは一人一人違うと思いますが、それぞれの希望によって適する施術が異なります。

編集部

豊胸手術の種類はどれくらいあるんですか?

大橋先生

メジャーな豊胸術は、シリコンバッグを挿入する方法ヒアルロン酸を注入する方法自身の脂肪を注入する方法の3つです。それぞれのメリット、デメリットについては順番にお話ししますね。

シリコンバッグ豊胸のメリット/デメリット

編集部

シリコンバッグ豊胸について詳しく教えてください。

大橋先生

シリコンパッグを挿入する豊胸術です。よく知られる方法であり、日本だけでも年間2万人が手術を受けると言われています。
なお、この施術が向いているのは、とにかく胸を大きくしたい人でしょう。バッグのサイズによっては、AカップからFカップへ、さらにGカップ以上になることも可能です(目安:片胸100cc/1カップUP)。
ただ、覚えておいてください。これだけ聞くと夢のような豊胸手術ですが、シリコンバッグ豊胸はリスクが大きい施術でもあります。感触が思った以上に硬かったり、横になっても自然に流れてくれなかったり、傷跡が大きく残ったり……さらにはメンテナンスも必ず必要です。

編集部

見た目や触感の問題は、どうにかして回避できないものでしょうか?

大橋先生

人工物である以上、私は回避できないと考えます。たとえ硬さを回避しようと柔らかいバッグを選択しても、体の拒絶反応は防ぎようがないからです。

編集部

拒絶反応と見た目や触感の不自然さはどう関連するのでしょうか?

大橋先生

シリコンバッグを挿入すると、体はそれを異物と判断し、拒絶反応を起こします。そしてバッグの周囲に自己組織の膜を形成します。私たち医師はこれを被膜(カプセル)と呼んでいるのですが、この被膜が厚くなると「カプセル拘縮」を起こしてしまうのです。これは、被膜がシリコンバッグを強く締め付けることで、胸が硬く変形してしまう症状を指します
つまり何を言いたいかというと、いくら柔らかいバッグを挿入しても、こうしたトラブルが起こる可能性は常に付いて回るということです。


カプセル拘縮の例

編集部

メンテナンスが必要なのはなぜですか?

大橋先生

拒絶反応によるトラブルはもちろんですが、胸をぶつけてバッグが破損してしまうことも十分にあり得ます。そうなると見た目に支障をきたすだけでなく、炎症を起こして大きく腫れ上がったりすることも考えられます。となれば、破損したバッグは入れ替えざるを得ませんよね。
そもそものお話しではありますが、シリコンバッグの寿命は10年と言われています。ですから、たとえトラブルがなくとも、10年程度で入替え(=メンテナンス)する必要があるのです。「1回手術すれば終わり」とは行きません。

編集部

傷跡が残ることのリスクは何がありますか?

大橋先生

一番は、周囲(特にパートナー)にバレやすくなることでしょう。脂肪注入やヒアルロン酸注入による豊胸術は、その名の通り「注入」するので大きな傷跡が残りません。一方のシリコンバッグ豊胸はバッグを挿入する施術なので、どうしてもそのための切開口が必要となります。大きさはおよそ4〜5cm程です。
位置に関しては、バストの下部と脇の下に傷を付ける方法に分かれますが、大半の方は傷がバレにくいであろう脇の下を選択されます。バレるリスクだけではなく、バストに大きな傷を残したくないという思いもあるのかもしれません。とはいえ、4〜5cmの傷となると結構目立つと思いますよ。それに私たちアジア人は、白人に比べて傷が残りやすいとも言われています。日本の美容医療において、術後の傷跡は特に大きな問題なのです。

編集部

既にシリコンバッグによる豊胸を受けたという方はどうすべきですか?

大橋先生

もし不安が大きいのであれば、シリコンバッグを取り出すのが賢明です。よく「トラブルが怖いのでバッグを取り出したい」とのご相談を頂くのですが、まずはエコー検査でお胸の状態を確認しましょうとお伝えしています。取り出した後のバストがサイズダウンすることを危惧される方には、二度目の豊胸手術についてもお話しすることが多いです。
もし、取り出す予定はないけれどトラブルがないか確認したいという方は、定期的にエコー検査を受けることをお勧めします。そうすればいち早くトラブルに気付くことができますし、何より異常がないことが分かれば安心できると思います。


エコー検査

プチ豊胸ならではのメリット/デメリット

編集部

プチ豊胸について詳しく教えてください。

大橋先生

ヒアルロン酸やアクアフィリングなどの充填材を注入する方法です。なんといってもダウンタイムや手術時間が短いという手軽さが魅力でしょう。短期間で吸収されるので、「お試し感覚で胸を大きくしてみたい」という方に選ばれています。

編集部

つまり、初心者向けの豊胸ということですか?

大橋先生

そうかもしれません。ただ、手軽さだけでヒアルロン酸豊胸を選択することはお勧めしません。「柔らかそうだし、すぐ吸収されるから安心」というイメージをお持ちの方も少なくないのですが、プチ豊胸後のバストの触感は意外と硬いのです。
また、費用相場は1ccあたり3,000〜5,000円程度ですが、仮に1カップ相当の100ccずつを左右に入れるとなると、600,000円〜1000,000円の費用がかかることになります。こう考えると、金額は決して“プチ”とは言えません。

編集部

硬いとは、どれくらい硬いのでしょうか?

大橋先生

私はよく、消しゴムやゴムボールのような硬さと例えています。

編集部

なぜそんなに硬くなるのでしょうか?

大橋先生

ひとつはヒアルロン酸の性質にあります。顔用のヒアルロン酸は粒子が細かく、なめらかですし、注入するとしても数cc程度です。ところが豊胸用のヒアルロン酸は粒子が粗く、硬いものを使用します。ある程度形を維持したいのと、効果の持続性を高めるためです。そんなヒアルロン酸を顔への注入の何百倍もの量を使用するわけですから(最大200cc)、硬くなってしまうのもご納得いただけるかと思います。
もうひとつは、人工物を注入することによる拒絶反応です。

編集部

拒絶反応で何が起こるんでしょうか?

大橋先生

しこりが生じます。しこりの正体は、吸収されるはずだったヒアルロン酸です。

編集部

なぜ吸収されないなんてことが起こるんですか?

大橋先生

ヒアルロン酸もシリコンバッグと同様、体にとっては異物です。そのため、注入されたヒアルロン酸の周りには被膜が形成されます。被膜ができても、通常であれば時間の経過とともに体内に吸収されていきます。しかし、何らかの影響で被膜が分厚くなってしまうと、胸を触った時、塊として感じられます。これがしこりです。体質や繰り返しの注入、注入量、塊での注入など、様々な要因が考えられます。

編集部

お試し感覚でやろうとすると後悔しかねませんね……。

大橋先生

そうですね、実際に私のクリニックにも「軽い気持ちでヒアルロン酸豊胸をしたらしこりができた」と来院される方が非常に多いです。「イメージと違って硬かった」という意見もよく耳にします。
絶対にお勧めしないというわけではありませんが、なんとなくやってみたいなとか、顔にも入れてるから大丈夫、という気持ちだけで決めてほしくないというのが本音です。

編集部

ヒアルロン酸とは違いますが、アクアフィリングという豊胸術が以前ニュースで問題になっていましたよね。

大橋先生

当院では扱っていませんが、修正施術の経験があります。アクアフィリング豊胸はヒアルロン酸よりも組織に馴染みやすく、しこりができにくい、つまり柔らかいと言われてきました。さらには、取り出したい時は生理食塩水で容易に溶けると。しかし、実際には多数の健康被害が出ていることが、日本美容外科学会の報告で明らかになりました。
もし現在アクアフィリング豊胸、もしくはアクアリフト豊胸をお考えの方がいらっしゃいましたら、もう一度よく検討してみてください
編集部メモ
大橋ドクターが見た、アクアフィリングの実態
他院でアクアフィリング豊胸を受けられ、除去したいとのご相談にいらっしゃった方の写真が以下のもの。
こちらの方は、注入されたアクアフィリングが皮下に溜まり、炎症を起こしていたという。内出血のようになっているのはそれが原因で、こうした炎症はもちろんのこと、しこりや痛みを訴えて来院される方が、先日のニュースをきっかけに急増しているとのこと。


アクアフィリングによる炎症

脂肪注入豊胸ならではのメリット/デメリット

編集部

脂肪注入豊胸について詳しく教えてください。

大橋先生

体の一部(太ももやお腹)から脂肪を採取し、これを胸に注入する方法です。人工物を使わないので拒絶反応がなく、それに伴うトラブルもありません。また、体重の増減や加齢によるサイズダウンは考えられるものの、一度定着した脂肪が失われることもありません。効果の持続性という点では最も長いと言えます。脂肪注入豊胸のなかでも、「コンデンスリッチ豊胸」がお勧めです。
編集部メモ
THE CLINIC が脂肪注入豊胸をお勧めする理由
脂肪注入豊胸なら、見た目も触感も自然なバストが実現できると考えているとのことで、なかでもコンデンスリッチ豊胸は良質な脂肪を使った方法であり、THE CLINIC が得意とする脂肪注入豊胸だそうだ。その豊胸術での施術件数は、2019年1月時点で4,500例を突破したとのこと。
THE CLINIC は「整形美から、自然美へ」というコンセプトを掲げ、人工的な美しさではなく、あくまでも自然な美しさを提供することにこだわっている。脂肪に特化した施術を展開するのも、それが理由だそうだ。

編集部

コンデンスリッチ豊胸とはどんな方法ですか?

大橋先生

簡単に言うと、特殊なウエイトフィルターを用いて不純物を取り除き、濃縮した“良質な脂肪”を注入する方法です。若くて元気な脂肪細胞と幹細胞の密度が非常に高く、定着に有利と考えられます。


コンデンスリッチファット(CRF)療法

編集部

メリットとデメリットを天秤にかけると、脂肪注入での豊胸はメリットが勝るのでしょうか?

大橋先生

私はそう考えています。脂肪注入豊胸でもしこりを生じたり、脂肪吸引部位が不自然な仕上がりになったりすることもあるのですが、こうしたリスクを技術で回避できるのが脂肪注入豊胸の特長です。

編集部

脂肪注入豊胸におけるリスク回避について、教えてください。シリコンバッグやヒアルロン酸での豊胸と比べて、何が異なるのでしょうか?

大橋先生

第一に、脂肪は自己組織です。
シリコンバッグやヒアルロン酸は、多かれ少なかれ、体内に必ず被膜が形成されます。これは人工物に対する拒否反応なので、避けることはできません。この被膜ができることで、カプセル拘縮やしこりができてしまうのです。その点、脂肪は元々自己組織なので、正しい方法で注入しさえすれば、こうした拒否反応を防ぐことができます。

編集部

脂肪注入豊胸でも、しこりができることはありますか?

大橋先生

はい。不適切な方法で施術が行われると、しこりになります。
しこりの正体は壊死した脂肪です。なぜ脂肪が壊死するのかというと、脂肪に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなってしまうからなのですが、その原因として以下の3つが考えられます。
1.脂肪に不純物が含まれている
不純物とは、老化細胞や死活細胞を指します。これらは元々の脂肪に含まれているので、採取脂肪をそのまま注入するのは良くありません。こうした不純物は栄養分の配給を妨げます。酸素や栄養が行き渡らないと、その細胞は死んでしまいます。
2.大量の脂肪を注入する
大量の脂肪を注入するとその分バストを大きくすることができると思う方もいらっしゃるのですが、実はそうでもありません。バストにも許容量があるので、無理やり注入しても体に吸収されてしまったり、悪くするとしこりを招くだけなのです。脂肪がぎゅうぎゅう詰めになり、栄養分が行き渡らなくなってしまいます。現実の世界で例えるなら、満員電車のようなストレス下に置かれるようなもの。こうした環境では、せっかく注入した脂肪も生き残ることができません。
3.脂肪を塊で注入する
脂肪を塊で注入すると脂肪の真ん中に栄養素が行き渡らず、壊死し、しこりになってしまいます。より多くの脂肪に栄養を行き届かせるためには、脂肪を皮下や乳腺下、大胸筋内、大胸筋下などの各層に、何層にも分けて細長く注入する必要があります。
編集部メモ
しこりを作らない注入方法はコレ
昨今の研究結果で、脂肪を直径2.4mm以上の塊で注入すると、壊死してしこりになるリスクが高くなる=定着しなくなることが明らかになったという。そこで THE CLINIC では、1㏄の脂肪を直径2.4mm未満・20~30cmまで細長く伸ばして各層に注入しているとのこと。そうすることでしこりを防ぎ、定着を高めることができるそうだ。THE CLINIC ではこの方法を「2.4mmヌードルインジェクション」と呼んでいる。

編集部

脂肪注入は思った程バストアップしないという声もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

大橋先生

脂肪注入豊胸は術直後がMAXのサイズで、少しずつ吸収されて3〜6ヵ月を目処に定着します。このため、小さくなったとように感じる方もいらっしゃるのかもしれませんが、術前と比べると十分にボリュームアップしているケースがほとんどです。
また、1度の施術で可能なバストアップは、1〜1.5カップ程です。入れ過ぎはしこりの元ですので、1.5カップ以上のバストアップを希望される方には2度目の施術を受けていただくか、バストの皮膚を伸ばしたり、術後の定着を高める拡張機器を装着いただいたりしています。
なお、2度目の施術に関しては脂肪を冷凍保存しますので、脂肪吸引自体は1度だけです。

豊胸手術の修正について

編集部

THE CLINICでは修正施術もよく行われているとお聞きしましたが、どんな修正が多いのでしょうか?

大橋先生

圧倒的にシリコンバッグです。実際の症例をお見せします。こちらは約15年前に海外でシリコンバッグ豊胸を受けられた女性です。写真左をご覧ください。明らか不自然なバストラインに見えませんか? デコルテは骨々しく、まるで「取って付けたようなバスト」に見えてしまいます。女性はその不自然な大きさと形、硬さが気になり、除去を希望されました。
かといって、シリコンバッグを取っただけでは写真右のようにはなりません。これはバッグ除去後にコンデンスリッチ豊胸も行った結果です。大幅にボリュームダウンすることなく、自然なバストに仕上がりました。


シリコンバッグ豊胸の修正例

編集部

バッグの除去だけではいけないんでしょうか?

大橋先生

シリコンバッグ除去のみだと、多くのケースでバストが凹んだ状態になりますし、皮膚だけが伸びて萎(しぼ)んだバストになってしまいます。トラブルから解放されて喜ぶ方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は「小さくなったバストを見たくない」と、ボリュームダウンを懸念されています。
ここで脂肪を注入すればボリュームダウンを防げますし、人工物特有のトラブルに悩まされることもありません。特に、「柔らかくて自分のバストみたい」と仰ってくださる方が多いです。


シリコンバッグ除去後に萎んでしまうバストの例

豊胸手術を検討している読者にメッセージ

編集部

大橋先生、詳細まで隅々とお話いただきありがとうございます。最後に、これから豊胸を考えている方々へのメッセージをお願いします。

大橋先生

豊胸手術をはじめとする美容施術は、仕上がり次第で人生が変わります。だからこそ、「失敗したくない」「バレたくない」と強く願うのは当然です。
カウンセリングでは、そんなみなさんの気持ちに真摯に向き合ってくれる医師、経験豊富な医師を選ぶつもりで臨まれると良いかもしれません。よろしければ当クリニックにもお越しくださいね。美しくなるための「作戦」を一緒に考えましょう。

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